2023/09/05
最近私立中学の2,3年の生徒のご相談が
増えています。
ひたむきに『死んだ知識』
を学ぶ中学生に
『生きた知識』
を学ぶように
誘導したエピソードを紹介します.
se○○○中学の理Ⅲの中学1年生の生徒が指導を受けに来ました。
学校に提出するための
英単語小テストを出しやり始めました。
結果を見ると10点満点の3点しか得点できていませんでした。
悲惨な結果です。
その場合、生徒は10個の単語を50回書き取りして
提出することが義務付けされています。
50回×10個で500回の練習する課題を提出するわけです!
これはできれば、やりたくない罰ゲームですね。
終了したら即腱鞘炎になるか、
作業終了後、即頭脳でデリートスイッチが作動して
きれいに忘れさせてくれるかですね.
そこで、
その単語をどこで学んだかをたずねました。
①生徒は問題集の単語のまとめのページを開けてくれました。
そこには英単語と発音記号と和訳がきれいに並んで30ぐらい寿司詰めになっていました。
明らかに、学校の先生が作成したプリントです!
これが【死んだ知識】に相当します。
そこで。これはもともと、どこに書いてあった英単語かたずねました。
②すると生徒は5ステージという問題集の
前の問題ページをさして
ここにevening,
そこにtomorrowと出ていますといいました。
この穴埋め以前の例文はないのか尋ねました。
③単元の第一ステップを見ると文のタイプ別、
品詞別にきれいにまとめた例文のまとめページが出ていました。
ここで実際に使用される場面状況の説明ができる段階にいたりました。
【生きた知識】のページです。
そしたら本人が言いました。
『このページはクラウンの教科書の内容から先生が作ってくれたのです。』
じつは、
写真、人物、場面状況の三点セットが完備している教科書は
【生きた知識】の宝庫なのです。特に今の学校では重視され
ています。
学校の先生の努力に寄って
せっかくの【生きた知識】を【死んだ知識】に転換して
無駄な努力を強要しているわけです。
そのやり方では、普通の生徒は3割しか脳に入らないので
罰ゲームとして500回書き直しをする。
こんな勉強を繰り返していたら
誰でも英語が嫌いになります。
これが『死んだ知識』が学習者を死に至らしめるプロセスです。
一方で『生きた知識』は学習者が生き生きと学ぶ頭脳をつくり、
学ぶ意欲を与えてくれます!
①写真、人物、場面状況の三点セットが完備している教科書
で自分ごととして体全体で理解する。
②練習問題をやってみて自力でできるようにする。
実践的で問題で理解のときに使用した知識を技術として定着させる。
③間違えたら例文集で原則、応用事項を再確認する!
自分の手でまとめるのも有効です。
今の生徒はこれをしないのです。だだ見てるだけ。
大阪のおばちゃん化していますね。
④問題に挑戦して生の知識を実践の問題で使えるように技術化する練習をしましょう。
これが『生きた知識』の実践演習と定着です。
実はこの生徒は問題を何もやっていませんでした。
⑤ 英単語のまとめのプリントを確認して抜け落ちをチェックする。
これは英語と和訳を隠したら即自前のテストにはや代わりする便利な最終チェックのページです。
このページでいきなり暗記しようとしたら間違いなのです。
最後のチェックに使用してください。
この【生きた知識】と【死んだ知識】の逆転を作り出下環境で指導すると、
残念なことに、1学期、夏期と4ヶ月連続しただけで英語嫌いの生徒が
一人出来上がること間違いなしです。
私はこの逆転現象に断固反対します。
そこで、まともな手順で頭脳を動かす指導を望む生徒、
保護者のみなさんに【生きた知識】をご提案します。
ご興味がある方、又は、数学の学び方、国語の学び方について
ご相談のあるかたは、
予約の上で和泉中央、又は藤井寺校の無料相談にお越しください!
下記は2018年の案内です!内容は同じですので紙面一番上の日程で
ご予約ください!