2020/12/12
『僕、漢字が嫌いなんです。』
『あっ、そう。なぜかな？』
『だって、１０回ずつ書くのが嫌なんです。』
『漢字小テストで４つ間違えると、４０回書かされるんですよーーー。』
『そうかー、そんなに書きまくったら、指が痛くなってしまうね。』
『そうなんです。』
『そんなこと、先生でも嫌だなー。』
『でしょ、でしょう、やっぱりー。』
『そうだね。』
『うん』
『じゃあさー。漢字のテストで間違えがなかったら、どうなの？』
『やり直し、なし、って漢字かな。』
『やったー！！』
『じゃあ、そうしようよ』
『どうやって？』
『先生はね、難しい漢字でも１回で覚える方法を勉強したんだよね。』
『ふーん』
『でもさ、秘密だからね、困っている人にしか教えないんだよね』
『ふーん』
『他の人には教えないって約束してくれたら、キミにも教えてあげるけど、
どうする？』
『ええつ！じゃ、約束するから、教えてください。』
『解った。良し、じゃあ、、、』
という漢字で
という雰囲気の中で進んでいきました。
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