三者面談で模試が悪かったことについて、
『夏休みの課題を暗記と文法をやります』、
と本人が話しており、
担任にもそれでいいと言われてましたが、
どこか腑に落ちないところがありまして…
偏差値が少しずつ落ちてきているのが
、原因かもしれません。
また、最近、携帯を見る機会は以前よりかは
コントロール出来ているようですが、
それでイライラしているようです。
ここが彼にとって色々と転換期になるように、
サポートしたいと思ってます。 何かよい方法があれば、
ご指導頂きますようお願い致します。
昨日は授業をして、見てくださったようで
有難うございました
何が解決になるような点はありましたでしょうか?」
「スクリーンタイムを減らすことは大賛成です。
『暗記と文法をやります』というのは
誰もに耳障りのよい言葉なのですが、
やり方が問題だと思います。
実は、暗記で対応できるような問題は
大学入試に出されないのです。
もっと、違う観点で、思考力の問題が要として
出題されるので、それを知ることのほうが大切です。
先日、授業で○○君と読んだ英文の中に
「記憶は自分にとって楽しい内容だったという体験を
通過することによって感情とともにすりこまれる」
という英文を読んでもらったのですが、
これを単なるお勉強として通過させて終わるのかるのか、
自分ごととして捉え、
興味を持って、自分の頭を使ってありとあらゆる場面で
「楽しい感情」を演出しながら実践していくのかで
結果が全く違うものになります。
「知的」で「役に立つ」からという外面的な動機ではなく、
純粋に「楽しい感情」 を伴った体験になっているかどうがが解決の糸口になる
と思います。
例えば今日の指導で修理する:"repair"という英単語が出てきました。
pair 「ついになるもの」
が語幹に成るので
接頭辞を入れ替えてさまざまな派生語を作りました。
これは共同作業でやりました。
Re-paire
Pre-pare
Com-paire
Pair-ents
語源図鑑で Parasite 加えました。
最後に私が見たアメリカのドラマの中で Desparateな妻たちを
紹介して、「絶望する」despairを追加しました。
場面に応じた英語を学ぶにはとても良い材料ですから、
会話を学ぶには最適ですよ。
また、英語評論は生の入試問題で問われる内容をやることで
実践力がつきます。
この夏、こんな言語環境を整備してあげる
のはどうでしょう?」
「その方が頭に入りやすいですね。
うちの子にも、
やんわりとどのように覚えているのか、
聞いてみます
いつも色々とご相談を聞いてくださり、
有難うございます。
本当にこれからが正念場と思ってますので、
今後もよろしくお願いします
実は、これ私がやっていてたのしいのです。
私もそのように覚えたかったです
英文学科なんですけど…」
「あっ、そうですか?」
「はい、必死で単語を覚えました」
「それから、
old English,
Middle English,
Modern English
と英語を担う民族が交代しましたから
同じ意味でも最低3回は 別の表現に
言い換えできるのも、おもしろいのです。」
「サンライトアカデミーの英語の女の先生は
単語の覚え方をこのように教えてくれたのですが、
高校に入ってから、大量の単語と文法に溺れてしまいまして
息子の英語の先生は中学の時の先生です」
「なるほど 闇雲に覚えるのと、
意味を加えて覚えるのとでは、訳が違いますよね」
「語源は違う系統が混じっているわけです。
①アングロサクソン、
②スカンジナビアン、
③ノルマンですね。
Teacher Partner Consultant Student technician
など、『何々するひと』の語尾がちがうのです。
実は、日本語も、、なんて続けていくと
際限なくはまります。
それから模試の問題を
持参して欲しいのです。具体的にどうしたら
得点が伸びるのかを研究したほうがよいと考えます!」
「サンライトアカデミーは私も10年間働きました。
英語の女の先生は誰でしたか?」
「 奥津先生の助手的なことをされてた、
大阪外大を出てる若い方でした。
子供には模試の問題を持っていくように話します」
「そうでしたか。良いなはしですね。」
「はい、そのおかげで英語が好きになりました」
賢明なる読者のみなさん、やはり記憶は感情から、
頭脳の海馬の仕分けを経て長期記憶に定着していく
ものなのですね。
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